- こんにちわ。6月も後半になりました。今年も本格的に暑くなってきましたね。今日の天気は曇り空でしたが、練習中に水筒が空っぽになる子もいました。これから熱中症にも注意が必要です。
- 今日は、練習始めに怪我をした男子が居ました。「大丈夫?」と声をかける子や、コーチ・見守り当番の方が対応をして下さる様子も良かったのですが、他にも印象的なことがたくさんあったのです。ぜひ共有させてください。足を怪我したため、1人のコーチが抱きかかえてコートの外へ運びました。アクシデントがあった時にさっと動くことは難しいものです。躊躇なく動けることは、常に気を張って、本気で取り組んでいるからです。そして見守り当番ではない保護者の方が、怪我をした男子のお母さんへ連絡を取って下さいました。見学に来ていた他のお父さんが隣で寄り添い、お母さんが迎えに来るまで話しかけてくれました。そして迎えが来て早退する時に、別のコーチがさっとおんぶをして、迎えの車へ運ぶ姿がありました。最後は、弟くんが練習を続けたので、近所に住む保護者の方が、弟くんを快く送ってくれました。星見オールスターズでは当たり前の光景になっていますが、世の中では当たり前じゃない。世間なら奇跡の様な連続です。このチームでは、誰かが困った時に、多くの人が手を差し伸べてくれます。本当に、ありがとうございます。
- 練習終わりにすごいと思った事が2つあります。共有させてください。星見オールスターズでは、練習終わりの挨拶でコーチが練習中に気付いたことをコメントします。いつも子供たちの成長を見つけ、褒めてくれます。ある1人のコーチが話してくれたことです。今週の水曜日にある子から「クロスジャブ」のやり方を質問されたとのこと。その時は、「クロスジャブ」が分からず説明が出来なかった。だから、僕は土曜日に調べて練習して、今日教えられるになった。みんなもやりたい練習を見つけたら、積極的にコーチに聞いて欲しい。自分から質問して取り組むことで成長が出来るし、コーチだって成長しているんだ。そう話して下さいました。私がその話を聞いて思ったことは、コーチも1人1人が、子供に負けないくらい練習中にきらきらしていて、何一つ受け身はなく、最高の瞬間を味わっているのだと感じました。
- もう1つは挨拶が終わってから、ある5年生の男子がコーチに1on1 を挑んでいた時の様子です。コーチは喜んで、全力で応じていました。そして、コーチが勝ちました。そのコーチは、(負けた)5年生の男子に、もし今年度中に君が勝ったらコーチがご飯をごちそうすると約束しました。コーチは、真面目な顔で約束しました。もしこれが仕事なら、指導を終え疲れている時に、全力で1on1が出来るだろうか。自分が負けた時に、(本当に喜んだ表情で)ご飯をごちそうすると約束できるだろうか。コーチの姿に、ただ尊敬するばかりです。
- 星見オールスターズは、奇跡の様な場所だと思います。子供も、大人も、生き生きとパワーをもらっている。コーチも保護者も金銭を得ているわけではなく、損得で動いていない。だけど、単なるボランティアでもない。この場所に通っている人程、いい表情をしているのです。喜んで、この場に居る。大いに、活かされている。人生はおもしろい。